レース観戦とはまた違いますが、今年のシーズン納めはまさかまさかのLotto Soudal のチームプレゼンテーションでした。
チームよりご招待いただいての正式な参加者として参加しましたが、恐ろしいほどのアウェー感、当然といえば当然です。周りはスポンサーや選手の後援会、血縁者などがメイン。中には見たことのあるタイトルスポンサーの社長さんなどもいて完全に異空間です。そして飛び交う言語はほぼフラマン語、アジア人は私を含め二人のみ(もうお一方はアイウェアメーカーの方のようでした)で完全に迷い込んでしまった人の私。ご親切に会場スタッフの方に今日はコンサートじゃないが大丈夫か?と声をかけていただいたりもありましたが、(偶然側に知り合いのチームスタッフがいてなんとかつまみ出されずに済みました!)どうにか最初から最後まで参加することができました。あの空間でフラマン語がわからないの私だけだったと思います…語学習得の必要性をひしひしと感じました。
さて前置き話はここまで、本題のプレゼンテーションと会場のレポートに移りたいと思います。
チームプレゼンテーション当日の朝の劇場前。朝ごはんを買うべくスーパーを求めフラフラしていたら偶然たどり着きました。朝の時点でもうすでに車両は揃っており、広報スタッフたちが忙しく走り回っていました。
ようこそここがアウェーの森!そこかしこに野生のプロ!プロ!プロ選手!
今回のプレゼンテーション会場はアントワープの劇場。大きな劇場で普段はコンサートやお芝居で利用されている場所のようです。駅からも中心地からも 近いこともあり、選手たちは各々の家から電車で来る人も多かった印象を受けました。私は、駅近くに宿をとりましたのでそこを拠点に動いており、駅そばのレ ストランでお昼を食べている時に駅から会場に向かう選手を何度も見かけました。
チームバス、チームカーの並ぶ入り口を通り、ドアをくぐれば、選手達のパネルが並ぶエントランスホール。プレゼンの直前にスペイン・マヨルカ島で行われていたトレーニングキャンプで撮影された写真のパネルがずらりと並んでいるのは圧巻でした。
家族連れで来ている選手も多く、お子さんがお父さんのパネル前で記念撮影というシーンを何度も見かけました。一人一人の写真を撮っていたら、ご家族と思われる方に声をかけていただいたりもしました。
そこからクロークを抜けて次にあるのが広い待合ホール、プレゼンテーションの後はここで立食スタイルでパーティーが行われました。
開場までをこの待合ホールで軽食を取りながら他の参加者たちと交流しつつ待っていました。
中には着替えやインタビューを終えた選手や監督たちがシャンパンを片手に参加者と談笑をする姿もちらほら。数名の選手、監督から声をかけていただき、彼らも今日のプレゼンテーションが楽しみだというのを聞きました。(それより圧倒的に多かったのが君、チームプレゼンはじめてなの?でした。ええはじめてですし、こんなにアウェーなパーティーは10年ぶりです!)
広い待合ホールが人で埋め尽くされて身動きができなくなってきた頃、やっと開場のアナウンスが!案内はフラマン語での放送オンリーで何が何だか分かっていないところをチームスタッフの奥様たちに早く行きましょうと手を引かれてなんとか入場。偶然選手たちの前の席で、選手たちにカメラを向けると皆が手を振ってくれたり変顔をしてくれたりと様々。(たくさん撮ったつもりがホール内の暗さにカメラが対応できず、ブレブレもしくは真っ暗の写真ばかりになってしまいました…)
大きな会場はほとんどの席が埋まっていて、私の右隣のブロックがスポンサー、監督たちの席で始まるまでそこでもスタートギリギリまでインタビューや写真撮影が続けられていました。
やっとはじまるプレゼンテーション、まさかの大爆笑、驚き、感動の連続!
暗転し、やっとはじまったプレゼンテーション、選手たちも自分の出番でないときは客と一緒に座席で見るようで、私の横のドアに近い通路は選手やスタッフが慌ただしく行ったり来たりを繰り返していました。ど頭からフラマン語の洗練を受けつつ(勉強をはじめてまだひと月、単語しか拾えません)フィーリングと隣に座ってくれた心強いチームスタッフの時々してくれる解説をたよりになんとなく笑うとこは笑い、拍手しそうなところは拍手をしつつとりあえず写真を撮ることを最優先にプレゼンテーションを楽しみました。
手始めは昨シーズンの振り返り動画。
偉い人たちの話からはじまり…
突然のバイクメンテパフォーマンスがあったり…
新しく移籍してきた男子選手のインタビューが。(Jelle Wallays 選手はカンペを作っており、それを読んでいた。)
女子のインタビューがあり
昨年大活躍だったAndre Greipel 選手と Tony Gallopin 選手がリドレー社社長と昨シーズンの振り返りと今後の話をする…
横でAdam Hansen 選手がマッサージをされているという謎の状況。大爆笑でした。なぜここでマッサージ?そして明るくジョークを交えながらインタビューに答える Adam Hansen選手。何を伝えたかったのか…あまりの衝撃にどうしてそうなっていたのかが思い出せません。
長くなってしまいましたのでこのへんで一旦切りたいと思います。
参加録②へ続きます→ チームプレゼンテーション参加②
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