Challenge ciclista Mallorca 2日目

今回はほぼ自転車の話です(機材が好きなのです)

昨年同様LottoSoudalの自転車のスポンサーはRidley, コンポーネンツはCampagnoloを使用しております。

ここで大注目したいのがこのバイク!2016年より加入のTomasz Marczynski選手のためのポーランドナショナルチャンピオンカラーのヘリウムSLがデビューです!フロントフォークには国旗、トップチューブには名前とナショナルチャンプの証が。チェーンステーやフロントフォークの内側も白と赤のポーランドチャンピオンペイントです。昨年のレトロカラーからがらりと変わったヘリウムのカラーリングですが、今年のはシックで内側のペイントがちらりと見えるのがたまりません!

あまりのかっこよさにちょろちょろこのバイクの周りを回っていたら調整の確認に来たTomasz Marczynski選手に笑われました… RIDLEYさん昨年のベルチャンペイントのようにポーランドチャンピオンのレプリカも是非…!

さてヘリウムがでてきたということは皆様おわかりかもしれませんが、二日目は山岳コースでこざいます。マヨルカ島の左側を縦断するようなコースでございます。もちろん選手達の顔ぶれも昨日からはがらりと変わり山岳メンバーに。(マヨルカチャレンジはワンデーレース4戦の扱いなので毎日出場選手が変わります。)昨日優勝したAndre Greipel選手はお休み、ではなくトレーニングライドに出るとのことです。選手達にお休みはありません…!

昨年のVuelta a Espanaで落車し大怪我を負ったKris Boeckmans選手もマヨルカ島でトレーニング中。トレーニングライドにでる選手のボトルゲージのひとつには必ずパンク修理セットがいつもセットされています。転ばぬ先の杖ですね!Kris Boeckmans選手のバイクだけのの特別なポイントがあるのですがそれは別日の記事で…!

現地での観戦の醍醐味の一つにプロ選手達の機材が間近で見ることができるというものもあると思っております。滅多にお目にかかれないハイエンドモデルがたくさん並んでいるところを見るのは本当に圧巻です。そしてプロの整備を目の前で見ることができるのも楽しいところ。バーテープをすごい勢いで剥がして新しいのを巻くところを見て、なんだか自分にもできそうな気分になりロンドンに帰ってから一度剥がして巻き直そうとしましたが、語想像の通り失敗しました…

チームによってはシーズン終わりに自転車をサプライヤーのウェブサイトや公式サイトでセールに出すチームもあるので要チェックです!セカンドハンドですがプロとほぼ同じスペックの機材が手が届く金額で出ていたりすると本当に欲しくなります。問題はサイズで私の乗れるサイズに乗っている人はチームにいないということです。だれかXSのNoahSLに乗り換えませんかね…

 

下の写真はEdvald Boasson Hagen 選手のノルウェーチャンピオンカラーのCervelo S5、とてもギラギラしてます…!!

レースは予測不能 石橋は叩いて渡るが勝ち

どんなに整備をしっかりとしていていも、違和感を感じることもあります。選手達はバスでスタートに到着してから一度出走サインのために自転車に跨ります。そのままスタートラインに並ぶ選手もいますが、たいていは一度帰ってきてバイクに感じた不具合をメカニックに直してもらったり、バスでスタートまで待機することもあります。この日は朝Fabian Cancellara 選手が出走サイン後にバスに戻り、タイヤに感じた不具合を見てもらっていました。そのままバイクごと交換、ということもありますのでチームカーにはスペアの自転車、ホイールが積まれています。なんだって準備しておくに越したことはありません。

こちらは朝出発前にソワニエと補給の最終確認をするLotto SoudalのHerman Frison監督。ソワニエはゴールに先回りし、選手達を迎えなければいけませんが、今日は補給からゴールまでの時間がかなりタイトなので特にしっかりと確認をします。レース中はコースには入れないので想定していた道が通れない、ということもあり、チームスタッフ達はオーガナイザーから配られるルートブック(詳しくは事前準備編をご覧ください!)に沿って走るコースを決めます。

本日の優勝はEtix-QuickstepのGianluca Brambilla選手。独走ゴールでした!

今年はもっと自分でレースの状況を読み、レポートを書けるようになりたいです…

3日目に続く…